膠原病(SLE)のまとめブログ

このサイトの管理人(草餅)です。 彼女が膠原病(SLE)になり、治療を進めていく上で、勉強したこと、どんな治療をしたのかを、忘れないようにするためと、同じ病気の方へ情報の共有が出来ればと思いブログを書いています。

入院11日目-膠原病(SLE)

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)についてのお話です。

先生と話をした内容をお伝えします。

すでに、本格的な治療を開始していますが、先生から説明があったのでご報告します。

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)とは?

英語で、

systemic(全身)
lupus(ここだけラテン語、意味は、おおかみ)
erythematosus(紅斑)

その頭文字をとってSLEと略して呼ばれているそうです。

systemicは、全身という意味。
lupusは、狼に噛まれた痕のような
erythematosusとは、皮膚に出来る、赤い紅斑。

(蝶形紅斑とも言うそうです。顔の頬の赤い炎症が、蝶が羽を広げているような状態に見えることから)

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の特徴は、
全身の様々な場所や臓器に、色々な症状を引き起こし、発熱、全身倦怠感などの炎症。
関節、皮膚、腎臓、肺、中枢神経など、内臓への様々な症状が起こる。
その原因は、今のところ不明です。

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の原因は、
今のところはその原因は不明。
自分の体を、免疫系が攻撃してしまう病気。
普通は、免疫細胞が細菌やウイルスなどから自分の体を守ってくれる働きをするが、この病気にかかると、免疫系が自分の体を攻撃してしまう。
それで、全身の様々な場所に炎症を引き起こしてしまう。

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の認定基準は、
① 顔面紅斑
② 円板状皮疹
③ 光線過敏症
④ 口腔内潰瘍(無痛性で口腔あるいは鼻咽腔に出現)
⑤ 関節炎(2関節以上で非破壊性)
⑥ 漿膜炎(胸膜炎あるいは心膜炎)
⑦ 腎病変(0.5g/日以上の持続的蛋白尿か細胞性円柱の出現)
⑧ 神経学的病変(痙攣発作あるいは精神障害
⑨ 血液学的異常(溶血性貧血又は 4,000/mm3以下の白血球減少又は 1,500/mm3以下の リンパ球減少又は 10 万/mm3以下の血小板減少)
⑩ 免疫学的異常(抗2本鎖 DNA 抗体陽性,抗 Sm 抗体陽性又は抗リン脂質抗体陽性(抗 カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグラント、梅毒反応偽陽 性)
⑪ 抗核抗体陽性

⑩、⑪は、普通の検診では、検査しないそうです。(膠原病の疑いがある場合や、膠原病に詳しい病院じゃないとだめ)

上記の項目のうち、4項目以上の該当で、膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の認定。

彼女の場合は、
⑦ 腎病変(0.5g/日以上の持続的蛋白尿か細胞性円柱の出現)
⑨ 血液学的異常(溶血性貧血又は 4,000/mm3以下の白血球減少又は 1,500/mm3以下の リンパ球減少又は 10 万/mm3以下の血小板減少)
⑩ 免疫学的異常(抗2本鎖 DNA 抗体陽性,抗 Sm 抗体陽性又は抗リン脂質抗体陽性(抗 カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグラント、梅毒反応偽陽 性)
⑪ 抗核抗体陽性

この4項目で判断されました。

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の日常の注意点!
先生からの説明では、特に注意する点として、
①紫外線の注意
外出時は、出来る限り、日焼け止めのSPF50を塗る。
日焼け止めなしで、長時間外に居るのは絶対だめ!

②喫煙のNG
たばこは絶対だめ! まわりで吸ってる人のそばに居るのもだめ!

この2点を強く言われました。

治療法については、また後で説明します。
今日はここまでにさせてください・・汗



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