入院15日目-膠原病(SLE)
「ループス腎炎」についてのお話です。②
放っておくとどうなる?
もっと具体的には、どんな症状?
の説明です。
全ての型に当てはまるのかどうかは分かりませんが、
ループス腎炎を放っておくと、最終的に腎不全になり人工透析が必要となります。
腎不全の状態というのは、おしっこが出せなくなります。
おしっこが出せない=老廃物が出せない
体によくない成分が排出できないので、人工透析で自分の血液を機械を通して綺麗にする。というわけです。
この状態になってしまうと、週に2~3回 人工透析を行わないといけないようです。
(人口透析1回あたり=2~3時間)
これって、仕事をしながらはかなり辛い状態だと思います。
精神的、肉体的にも相当な負担がかかりますし、
勤め人なら、なお更だと思います・・
ですので、そうならないようにするためにしっかり治療をしてほしいと思います。
ただ、そこまで怖がらないでください。
人工透析の最近のデータでの割合は、人口100万人あたりの透析患者数は約2280人
日本で440人に1人が透析治療を受けている計算です。
大体、人口透析患者数が30万人と言われているようです(日本の場合)
ただし、内訳を見てみると、
第1位は糖尿病腎症で、全体の約44.5%
第2位は、慢性糸球体腎炎で約22.0%
第3位は、腎硬化症で約10.7%
不明が、10.6%
このような統計ですので、ループス腎炎=人工透析というわけでもありません。
一番注意すべきなのは、糖尿病の方になります。
ですが、ループス腎炎での割合も、約22.0%ありますので、しっかりとした治療が必要です。
きちんと病院に通い検査をしてください。
早期発見、早期治療が一番大切だと思います。
ループス腎炎の症状とは?
膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の症状として、
微熱が続く、倦怠感がある等。
蛋白尿、血尿、むくみなど。
症状がひどい場合は、全身がむくみ、血中コレステロール値が上昇するネフローゼ症候群を引き起こしたり、急に腎機能が低下する急速進行性腎炎症候群を引き起こす場合もあるようです。
膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)が進行すると、それに伴い併発している可能性も高いと思います。
風邪の症状に似ているので、始めは気付きづらいかも知れません。
例え、少ししたら体の調子が良くなったとしても、何かいつもと違う感じがしたら、きちんと病院に行くようにしましょう。
体験談からのアドバイスです。
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