膠原病(SLE)のまとめブログ

このサイトの管理人(草餅)です。 彼女が膠原病(SLE)になり、治療を進めていく上で、勉強したこと、どんな治療をしたのかを、忘れないようにするためと、同じ病気の方へ情報の共有が出来ればと思いブログを書いています。

入院20日目-膠原病(SLE)

特定疾患の医療費公費負担受給について

特定疾患の医療費公費負担受給は絶対にやりましょう!
医療費助成対象疾病(指定難病306疾病)になると言われています。
そして膠原病は難病として、国が定める特定疾患に認定されています。

特定疾患の医療費公費負担受給とは

入院、治療など、高額な医療費がかかりそうな場合は必ず申請した方がいいと思います。
(国が医療費の補助負担をしてくれます)
※限度額適用認定証とは違います。

限度額適用認定証に申請しつつ、特定疾患の医療費公費負担受給の申請も行う!

ただし、膠原病という病名ではありませんので、注意してください。
膠原病の中のどんな病気(疾患)なのかで判断となります。

1. ベーチェット病
2. 全身性エリテマトーデス
3. 強皮症
4. 多発性筋炎・皮膚筋炎
5. 結節性動脈周囲炎(結節性多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎)
6. 大動脈炎症候群(高安動脈炎)
7. 悪性関節リウマチ
8. ウェゲナー肉芽腫症
9. 混合性結合組織病
10. シェーグレン症候群
11. 成人スティル病
12. アレルギー性肉芽腫性血管炎(チャーグ・ストラウス症候群
13. 側頭動脈炎
14. 抗リン脂質抗体症候群
15. 好酸球性筋膜炎

この15の病名が適用となりますので、病院で膠原病と言われても、実際にはどの疾患なのかきちんと確認してください。

ですが、上記の病気だからといって、必ず申請が通るわけではありません。
「指定難病」と診断され、「重症度分類等」に照らして病状の程度が一定程度以上の場合。
※これは個々の指定難病の特性に応じ、日常生活または社会生活に支障があると医学的に判断される程度とされているようです。

恐らくですが、通院で治療できる程度では申請しても受理されないかもしれません。
入院治療が必要な場合以上になると、「重症度分類」になりそうな気がします。

※それでも申請にはお金がほとんどかかりません。やらなきゃ損だと思います。
(診断書代と、課税証明書ぐらいだと思います)

特定疾患の医療費公費負担受給証明が貰えるとどうなる?

本人の収入にもよるのですが、「自己負担額」が軽減されます。

簡単な例で説明しますと、

例えば、治療費 10万円かかるとします。

一般的には、3割負担ですので通常3万円こちらで支払いをします。

ところが、特定疾患の医療費公費負担受給証明があると、収入によって、3割負担をしなくて済むのです。
(1万円まで、2万円まで等、負担額が決まります)

ですので、高額な医療費がかかってしまう時ほど負担が減り助かります。

詳しくは住所地管轄の保健所等へお問い合わせください。

次回、申請方法など書いておきますので参考にしてください。



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