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膠原病(SLE)のまとめブログ

このサイトの管理人(草餅)です。 彼女が膠原病(SLE)になり、治療を進めていく上で、勉強したこと、どんな治療をしたのかを、忘れないようにするためと、同じ病気の方へ情報の共有が出来ればと思いブログを書いています。

入院14日目-膠原病(SLE)

「ループス腎炎」についてのお話です。①

どんな症状なのか?
ループス腎炎にも種類(型)があります。
治療法は?など

 

膠原病(SLE)(全身性エリテマトーデス)の場合、腎臓に障害を起こすことが多いようです。
そのまま治療をしないで放っておくと、腎不全に可能性も高く、そうなってしまうと人工透析が必要になってしまいます。

併発する可能性として、腎障害は約40~75%の方に、現れるそうです。
組織学的にはほぼ100%に異常(変化)があると考えられ、(アメリカリウマチ協会より)。尿蛋白は(-)~(3+)という検査結果が出るようです。
蛋白尿が高度で、 GFRの減少、抗DNA抗体価高値、低補体血症がみられる場合は、進行性、活動性のループス腎炎と考える。とのことでした。

ループス腎炎の型について、

Ⅰ型  微小メサンギウムループス腎炎
(光顕では正常だが、蛍光抗体法・電顕でメサンギウムに免疫複合体沈着)

Ⅱ型  メサンギウム増殖性ループス腎炎
(光顕でメサンギウム細胞または基質の拡大、メサンギウムに免疫複合体沈着)
(蛍光抗体法・電顕で内皮下・上皮下沈着を認めることもある)

Ⅲ型  巣状ループス腎炎
(全糸球体の50%未満に管内・管外病変が存在)

Ⅳ型 びまん性ループス腎炎
(全糸球体の50%以上に管内・管外病変が存在)

Ⅴ型  膜性ループス腎炎
(全節性または分節性の連続した上皮下免疫沈着物)

Ⅵ型  進行性硬化性ループス腎炎
(90%以上の糸球体が硬化)

このうち、Ⅲ型、Ⅳ型、Ⅴ型(3型、4型、5型)の場合に、入院治療が必要だと説明を受けました。
(特に、Ⅴ型(5型)の場合は、治療が長引くことが多いそうです)
※数字が上がっていくほど、重度の症状と考えます。

ループス腎炎を簡単に説明すると

腎臓には、ものすごい数の毛細血管があります。(約100万個)
この無数の毛細血管が、体の老廃物と、必要なものとに分けてくれます。
体に必要なものは、吸収し、必要でないものは、おしっこ等に流れしてくれるわけです。

料理で使う、目の細かい「ざる」を想像してください。

必要なものは、ざるのあみあみに引っかかって吸収され、
必要でないものは、あみを素通りして流れてゆく。
そんなイメージです。

主に、
Ⅲ型(3型)  巣状ループス腎炎
Ⅳ型(4型) びまん性ループス腎炎
の、お話になりますが、

この「ざる」のあみあみの部分の目が、広がってしまい、必要なものまで流れ出てしまう。のが、
「ループス腎炎」の特徴です。

だから、蛋白が検出されたりするようです。

この広がってしまった。あみあみの度合いで、Ⅲ型(3型)、Ⅳ型(4型)に分かれます。

広がったあみあみが、50%未満で、
Ⅲ型  巣状ループス腎炎

広がったあみあみが、50%以上で、
Ⅳ型 びまん性ループス腎炎

この%については、腎生検で確認します。

何箇所か腎臓の細胞を採取し、その時のあみあみの量で全体を予測するそうです。

ちなみに、彼女の場合は、腎生検が不可と判断されたため、詳しい検査は出来ませんでした。

採血、採尿での検査結果から、
Ⅲ型(3型)  巣状ループス腎炎
Ⅳ型(4型) びまん性ループス腎炎
これのどちらかであろう。ということで治療を進めています。



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